平成17年度 工場見学
      (財)鉄道総合技術研究所




   平成18年2月17日
        (参加者数 28名)
 昨年と同様に、(社)大阪府計量協会 計量器連合会様と共催で「工場見学会」を開催致しました。
 見学先はJR米原駅近くにある(財)鉄道総合技術研究所・大型低騒音風洞技術センターです。
 当日は、朝8時45分にJR新大阪駅バスターミナル集合し、観光バスに乗って名神高速道路を通り竜王インターチェンジまで、そこからしばらく走って「信長の館」に到着しました。
 「信長の館」は1992年スペイン・セビリア万国博覧会の日本館・メイン展示に出展された安土城最上部 5・6階部分を、万博終了後安土町が譲り受け、新たに復元された部分を含め、保存・展示してあります。
 外壁も内壁も金箔の貼られた豪華絢爛、一種異様な建築物をしばらく見学してから、昼食場所の「たねや」(滋賀県では有名な和菓子のお店だそうです)へ向かい、「麦とろ御膳+近江牛」のちょっとリッチな昼食をとりました。
 昼食後はいよいよ「(財)鉄道技術総合研究所」です。
 ここは、世界でもトップレベルの大型低騒音風洞実験センターで、鉄道車両の実験を主に行っているそうですが、自動車の実車を使っての風洞実験も可能な設備で、実際にトヨタ自動車の某高級車もここで実験をしたそうです。
 説明をして頂いた責任者の方は、風洞実験のスペシャリストといった感じで、解りやすく・おもしろく説明をしていただき、とても興味深い見学会になりました。
 ちなみに、風によって車体が受ける揚力などを測定するのに大型天秤も使用されているそうで、こんな所にも計量器が活躍している事に感動しました。

                   文責 藤田

説明を受ける参加者 記念撮影(旧実験用車両の前にて)